風立ちぬを観てきました！

風立ちぬを観てきました！
宮崎駿監督が引退されるということで、現在劇場で公開中の「風立ちぬ」を観てきました。
前評判や大人向けのジブリといった話を聞いていたので、DVDが出たら
見ようかな～ぐらいで思ってたのですが、急遽宮崎駿監督が引退されるということで
その最後の作品はやっぱり劇場で見ておこうと思って急いで見に行ってきました。
自分が想像していたよりも面白い内容にジブリ作品のすばらしさを改めて実感しました。

以下ネタバレもあると思いますので、気にされる方は飛ばしてください。

前半は男の夢が大きく描かれている

今作は実在の人物「堀越二郎」さんの半生を描いた映画となるわけですが、
映画の前半は女性というよりは男性の方が夢中になって見れるかもしれません。
飛行機の設計の話や海外視察などビジネスマンの自分にとってはものすごく
興味深くおもしろいストーリー展開だったと思いました。
海外視察で主人公がドイツへ行くのですが、そのときにホテルで同僚が言う
日本との飛行機制作の技術の差が20年はあるという言葉が深く残っています。
さらにそのさを埋めようとする努力の姿にものすごく感動しました。

見ていて感じたことは、昭和の男性ってものすごくタバコを吸うんですね。
今回の映画でもタバコはほとんどの場面で登場しています。
現代の世の中だと彼らは生活に支障が出てきそうですw

昭和レトロな街並みがジブリの世界観とマッチ

ここは個人的な感想になっちゃうけど、昭和レトロが大好きな自分にとって
この時代の建物や生活はものすごく憧れがあります。
パソコンも携帯もない時代。
それでも人々はなんの不便も感じず生活する様子がすごく好きです。
第二次世界大戦前の日本が舞台なので、洋服を着る人もいれば着物を着る人もいたりして
一件まとまってないような感じがするんですが、すごく昭和らしい感じが出てて
見ていて面白かったです。

恋そして結婚

愛しい人との出会い、そしてお互いを思い合う気持ちがすごく素直に描写されていて
素直に人を愛することの素晴らしさを見ることができました。
特に結納のシーンは印象的でしたね。菜穂子さんがすごく綺麗でした。

劇場で見て

今回は「引退」ということで見に行ってきたわけですが、
これは映画館で見るだけの価値はありました。
自分の中で仕事に対する考えや、大好きな人に対する考え方に大きく刺激を
与えてくれた作品となりました。DVDが出たらもう一回みたいと思います。