27歳になって、初めて献血というものに参加してきました。
大学生のころは、まったくと言っていいほど関心がなく、
社会人になってからは献血の日は営業に行っていることが多かったため、
献血に参加するタイミングがありませんでした。
まだ献血に参加したことがない人の為に、献血ってどんなことをするのかまとめてみました。
1. 献血受付
献血申込書(診療録)に記入します。
身分証明書等で、本人確認をします。
※既に献血経験のある人は、記入の一部を省略できる場合もあるようです。
2. 問診票の記入
献血する人の安全と、患者さんが安心して輸血を受けられるように、
健康状態を確認する問診票に記入していきます(○´∀`)ノ
3. ヘモグロビン濃度測定、血液型事前判定
貧血の心配がないか、ヘモグロビン濃度測定と血液型の事前判定を行います。
成分献血の場合は、血小板数の測定も行います。
※自分の血液がAB型であるということが、初めて確信となった瞬間でしたw
4. ヘモグロビン濃度測定、血液型事前判定
記入した問診票に基づいた問診と血圧測定を行います。
問診内容は正確に答えなければなりません。
5. 献血(200mL・400mL・成分献血)
採血前に、水分補給をします。りんごジュースをもらっちゃいましたヽ(・´∀`・)ノ
飲み終わったら、採血用のイスに体が横になるように座り献血が開始されます。
最初は血を抜かれることで、違和感がありましたが、
だんだんと気にならなくなってきました。
ただ、血液が抜き取られているせいか、指先がものすごく冷たくなっていました。
採血してくれた担当の方が気を使ってホッカイロを握らせてくれたのは助かりました。
採血の速度は個人差があり、早く採血できる人もいれば、時間のかかる人もいるようです。
自分は手をグーパーグーパーして血の流れをよくしていました。
だいたい10分~15分ぐらいかかってたような気がします。
6. 休憩
献血後は、十分休憩を取る必要があるみたいです。
用意されてる飲み物などで充分に水分の補給をします。
<注意事項>
- トイレは便座を使用する
- 30分以内に車の運転をしない
- 激しい運動をしない
- お風呂やサウナに2時間以上入らない
- 気分が悪くなったらしばらく横になる
マメ知識:採血した血液はどこへ行くの?
血液は日本赤十字社血液センターに運ばれ、そこから医療機関で使用されるようです。
では、血液はどんな患者に使われているのか?気になりますよね?
血液から作られる血液製剤には、「輸血用血液製剤」と「血漿分画製剤」があるようです。
「輸血用血液製剤」は、外科手術等による出血のときや慢性貧血の改善が必要な患者さん
凝固因子の欠乏により出血しやすくなった患者さん、血液中の血小板が減少したり
血小板の異常により止血が不十分な患者さん等に使用されているようです。
「血漿分画製剤」は、血友病Aの患者さん、熱傷(やけど)、肝臓病、腎臓病の患者さん、
抗生物質などがなかなか効かない感染症の患者さん等に使用されているようです。
7. 最後に
最後に今回の献血を印字した献血カードが渡されます。
献血カードはご自身の献血記録になるのでしっかり保管しておく必要があります。
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